「誰かの挑戦が 誰かの勇気につながる」
「誰かの挑戦が 誰かの幸せにつながる」
【 僕が世界のアドベンチャーレースに挑戦した理由 】
2011年3月11日。
東日本大震災が起きたあの日、僕は福島県にいました。
支援活動に関わらせていただく中で、何度も自分に問いかけていた言葉があります。
それは、
「自分にできるやり方で、笑顔や希望をどうやったら増やせるだろう?」
という想いでした。
この問いかけが、僕の新しい一歩のきっかけになりました。
その後、僕が最初に挑戦したのは「ウルトラ100kmマラソン」でした。
フルマラソンの経験がなかったのですが、なぜか心が動いてしまったんです。
結果はタイムオーバーでリタイア。
でも、それがとても悔しくて、もう一度しっかり準備して挑戦したら、見事に12時間台で完走できました。
その時、たくさんの方からいただいたメッセージの中で、特に心に残った言葉がありました。
「勇気をもらいました」
「私も挑戦します」
その時、自分にも誰かの笑顔や希望を増やせていけると感じました。
そこから僕は、少しずつ、自分の心に正直に、ワクワクする挑戦を重ねていくようになりました。
2014年、日本人初のチームとして仲間3人とともに「サハラ砂漠マラソン250km」に挑戦。
大会の公式ページにも、僕たちのことを紹介していただきました。
その後も、
* ブラジル・ジャングルマラソン
* チリ・アタカマ砂漠マラソン(2回)
* ペルー・イカ砂漠マラソン
* ニュージーランドレース
など、世界の大自然を舞台に、仲間と一緒にいろんな冒険を続けてきました。
そして2024年6月。
5年ぶりの挑戦となる「モンゴル・ゴビ砂漠250kmレース」にTEAM A☆H☆Oとして14名で参加し、みんなで力を合わせ、全員で完走することができました。
2014年から始まったこの挑戦には、これまでのべ81名が関わってくれています。
ほんとうに、たくさんの人たちの応援と支えがあってここまで来ることができました。
そして、もうひとつの夢も叶いました。
「いつか自分が海外のレースを企画したい」という想い。
2024年2月には、ついにスリランカ・アドベンチャーウォーク100kmを主催することができました。
一歩一歩を大切に積み重ねてきたことで、少しずつ、見える景色が変わってきました。
まだまだ道の途中だけれど、自分の心に従って、これからも進んでいきたいと思っています。
アドベンチャーレースへの挑戦は、いったん一区切り。
でも、これからも変わらず、
心が動くことに挑戦していきます。
TEAM A☆H☆Oの思いは、これからも変わりません。
誰かの挑戦が、誰かの勇気につながる
誰かの挑戦が、誰かの幸せにつながる
あなたの一歩が、誰かの未来を照らす。
そんな連鎖が、たくさん広がっていきますように。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
川島孝一(ハッピーこうちゃん)