2024 MONGOLIA GOBI MARCH

TEAM A☆H☆O 全員完走
2024年6月23~6月29日
14人で挑んだ5年越しのレース「モンゴル ゴビ砂漠250km」

それぞれの挑戦の物語がここにあります。

挑戦者
Challengers

ゆみちゃん

なんで砂漠マラソンに出ようと思ったの?とよく聞かれます。
答えはシンプルで「ただやりたいと思ったから」です。
本当は2020年4月の大会に出る予定でした。
でもコロナがあり、紛争があり、何度も延期になってやっと2024年6月にゴビ砂漠のレースに出ることができました。
その間に何人もの仲間が辞めるという選択をし、私自身は出産を経験し「もう辞めてしまおうか」と悩んだことは数えきれないくらいあります。
でもその度に一番最初に「やりたい」と思った瞬間を思い出し、その時の感覚を信じるという選択をしてきました。
スタート地点に立ったとき、ゴールしたくらいの感動があったように思います。
レースは想像していたよりも何倍も過酷でした。
暑さで熱中症気味になったり、足に初めて水ぶくれができたり、下り坂で捻挫したり、鼻血が出たり、本気で動けなくなったり。30歳をすぎて人目もはばからず「つらいですぅぅ〜〜〜〜〜〜」って号泣するなんて思ってもみなかった(笑)
それでも果てしなく広がる大自然に、いつも笑顔でいてくれる仲間に、さまざまな国から集まった選手やスタッフの存在に何度も励まされ、勇気づけられ、なんとかゴールすることができました。
250kmマラソンはまさに人生の縮図です。
「やりたい」と思ったことに飛び込む勇気、時には「なんでこんな事やろうと思ったんだろう」と思い悩むことや、自分の力ではどうすることもできない天候や災害のようなものに巻き込まれることもあります。
それでも進んで、休んで、また進んで、誰かに支えられ、いつの間にか強くなって、辛さや不自由を楽しむことができるようになっていたりする。
日常生活で忘れてしまいがちな大切なことに改めて気付かされました。
10kg以上の荷物を背負って、全身痛くて、毎日ドロドロなのにシャワーも浴びれない、あんなに過酷だったのに不思議と全てが楽しかった思い出になっています。
こうちゃんのおかげで一生物の思い出ができました。ありがとう!!

あきちゃん

【本当に幸せな250kmでした!】
2019年のニュージーランドレースでは2日目でタイムアウトに。
再挑戦になった今回のレースは、コロナや戦争の影響で大会は中止や延期になり5年待った挑戦になりました。
ニュージーランドレースの時はバセドウ病の薬を飲みながらの挑戦でしたが
病気は寛解し、今回は薬の無い状態でレースへ挑むことが出来ました。
今回のレースの感想を一言で表すと『幸せ』でした!
右足には5cmぐらいの水膨れが出来たし、最終日には痛み止めを飲まないと歩けないぐらいに左足は腫れていたけど、それでも心からの幸せを感じていました。
毎日スタートができること、チェックポイントを通過できること、チームメンバーと同じ風景が見れていることが幸せで、その喜びを全身で味わっていました。
ニュージーランドレースの時には味わえなかった体験です。
チームメンバーとは距離が離れていてレース中はほとんど1人で進んでいて、モンゴルの大平原の中で1人ぼっちということもありました。
でも、その中で感じていたのは『安心感』
物理的には一緒にいなくても、心は繋がっている感覚。
不思議と不安はなく、みんなのことを心から信じている私がいました。
「全員、必ずゴールに来る!」
「チームメンバー全員で完走する」
ゴビ砂漠レースは
【みんなと心で繋がる】【自分自身と繋がる】ということを体験できました。
レースから帰ってきて日常の生活に戻っていますが、あの時に得た感覚・体感はずっと残っています。
私が私を信じきること。
自分と繋がり続けること。
この大切さを教えてくれたのは、TEAM A☆H☆Oのメンバー。
延期が繰り返される5年間の中での挑戦は、いろいろな葛藤がありました。
それを乗り越え、全員完走・みんなでゴールできた喜びは
1人での挑戦では体験できなかったことばかりです!
応援してくださった皆様、ありがとうございました!
そして、TEAM A☆H☆Oリーダーのハッピーこうちゃん
一緒に挑戦してくれたチームメンバーのみんなに、心からの感謝を伝えたいです。
本当にありがとうございました!!

幸四郎さん

今回で5回目の挑戦となったモンゴル・ゴビ砂漠マラソン。
5年前のニュージーランドの時より目が見えづらくなっているので、そこは少し不安でした。
出発当日の朝
「あーまた大変なことをしに行くんだ」
という気持ちが湧いていることに気づきました。
いつしかどこかで
「大変なことを乗り越えなければ人生はよくならない」
と無意識に思っていた自分。
「いや、そもそもこの挑戦は、義務でも試練でもなく、楽しむための挑戦だから!」
思わず自分にツッコミを入れて気づきました。
過酷マラソンは、痛いのも苦しいのもしんどいのも当たり前。
チームリーダーのハッピーこうちゃんは、それも含めて楽しんでいるんだった。
「そうだ、全てを楽しもう!」
そう決めてスタートラインに立ちました。
すると以前は痛みや苦しみにフォーカスして、何度も
「もうやめたい」
「リタイアしたい」
「帰りたい」
というような心の声が鳴り響いていたのに、今回は全く出てこない。
それよりも前に進む力や、ポジティブな気持ちが湧いてきて、すべてが面白く感じる自分になっていました。
美しいモンゴルの景色もたくさん楽しめた。
いかに自分の意識が現実を作っているかがわかりました。
そしてアタカマ砂漠以来のチーム全員完走!
最高の形でゴールすることができ、めちゃくちゃうれしかったです!
コロナで5年も挑戦が延期になりましたし、その間にいろいろな変化やドラマがありましたが、最後まで諦めず挑戦できて本当によかった。
笑い合える仲間との最高な体験もできて、この上なく幸せです!
応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

Akkoちゃん

「そんな過酷なことをなんでわざわざ?」頭では私もそう思っているのに、250kmレースは過酷にも関わらず、〝こんな贅沢で豊かな遊びは無い!”そう思えるくらい、素晴らしい体験でした。
人生で体験するいろんな感情、感動を一気にギュギュッとまとめて味わったような1週間を過ごします。どんなに大変だった場面も、終わってしまえば全ては笑い話になり、良い思い出に変わってしまうから、本当に不思議!笑
チームのみんなと一緒に挑戦出来て、みんなで完走できて、とても嬉しかったです!ありがとうございました!

魚さん

まさか幸四郎がエントリーしているとは思わなくて、「幸四郎が行くなら行く」と言って誤魔化そうとしたことが全ての始まりだった。実はもうすでに彼はエントリーしていて、「幸四郎が行くなら行く」と言ってしまった手前、私は引き下がることもできなくなって仕方なくゴビレースへの参加を決めた。
私はレース中に幸四郎のザックの中に食料をコッソリ入れ、キャンプ地に着いたら取り出して食べたりした。そうすることで自分の荷物の重量を減らすことができたからだ。しかし、何日かバレなかったのが5日目にとうとう幸四郎が気づき、隠していた食料を彼に食べられてしまった。
ムカついたので6日目からは幸四郎のザックに石ころを入れるようにした。ついでにカルロスのザックにも石ころを入れておいた。カルロスはすぐに気がついたが、幸四郎は結局、ゴールする最後まで石を運び続けた。
他にも幸四郎の靴に砂を入れたり、背中に虫を乗せたり数々のイタズラを仕掛けたが、彼はほとんどそのイタズラに気づくことはなく、平然とゴビライフを送っていた。
どうせ種明かしをしたところで大した話題にもならないので、このまま一生伏せておこうかと思ったが、ちょうどいい機会なのでここで明かすことにする。幸四郎がいたから楽しかった。

あやちゃん

スタート地点に行き着くまで、ドナドナのように車に揺られて、やっと到着しました。
でも、その景色は「あ、帰ってきた」という感覚。
ニュージーランドから5年経っているのに。
チームメンバーと一緒に共有する時間がまさに大人の修学旅行。離れていた時間なんて感じない不思議な時間。仲間というよりも家族のよう。
今回3度目の正直で14人全員完走できました。
コロナの影響で何度も参加できなかったレース。
みんなそれぞれの想いを込めて参加し、何度も諦めずにやっと繰り広げられたレース。なので、みなさまの応援や参加できなかったメンバーの想いも載せて、軽量化に専念し準備して、軽くなったことでみんながなるべく自分の力発揮でき、達成する意識が強くなり、見えない力もいただいて、全員完走が実現できたのだと思っています(ただ、相変わらず、頑固な私は15.2kgで大会一の重さとインスタで載っていたのを帰国してから教えてもらい、1日目にはかなり苦戦していました)。ゴールで胴上げした景色は一生忘れることはできません。
レースの様子をネットで見るとまたワクワク病が発生するけど、みんなで行くのは私の中では必須です。宝物が無限♾️倍で増えるから。応援ありがとうございました。やったー♪♪♪

ジーニョ

一言でいうと「やりきった」ゴビ砂漠レース。
最初に出場したアタカマ砂漠レースは2016年。
10人全員完走。
その後、ニュージーランドのレースに出た時は全員完走出来ず。
全員で完走した時とできなかった時の経験からの3度目のチャレンジはロックダウンや戦争で延期による延期の8年目。
最後の最後まで残った14人。
モンゴル砂漠レースのスタート地点に着いた時から感動。遺跡や景色の壮大さ。スタートには各国の国旗が立ち並ぶ。「また、ここにteam A☆H☆Oで来れて良かった」と本当に嬉しかった。
そして8年前とは違い各国の選手やボランティアの人たちがteam A☆H☆Oを知っていた事にも驚きました。
「team A☆H☆Oが来たら声をかけようと思っていた!ハッピーチーム」「一緒に写真を撮りたい」「前にレースに出ていた友人に素晴らしいチームだと聞いていた」など本当にリーダーこうちゃんが歩いてきた道の先を感じられたハッピーな世界でした。
歩いている時にもモンゴルの空の広さや大地の大きさに魅力され、歩くのがキツくても何時もその景色に癒されました♪
夫婦で同じメダルを貰おう!とずーっと言っていたので、ゴールでメダルを首にかけて貰った時に、「夫婦で同じメダルを持てた!team A☆H☆O全員でゴール出来た」と…長年の目標が叶った時に「諦めずに、出場して良かった。全員でやりきった」と!
全員でゴールイメージを語り、諦めず、最後に全員完走した時に、また、世界が変わった瞬間でした。表現が難しいですが「全てが吹っ飛ぶ。リセットされる。次の世界に移行する」っていう感覚です。
とにかく、あきらめずに一歩一歩はレースも人生も全く同じ。ゴールなんか全く見えないレースも人生もあきらめず、辛い時には景色をみて、周りにいる仲間たちを信じきって、楽しむ!これが一番なのかなー。と思います。
レースもGPSに変わって本当に多くの人達が1週間見てくれ、応援してくれていたことにも感謝しかないです。応援のエネルギーも本当に届いていたと思えるレースだったからこそteam A☆H☆O全員完走が出来たんだと思います!
応援ありがとうございました♪

マーシー

諦め無かった人の勝ち🏅
僕はニュウジーランドから5年の挑戦でした。
辞める仲間が40名程いましたが、諦め切れず挑戦した仲間が14名いました✨
僕は奥様を通してチームAHOを知って、映画を見たり、直接レースを出た人達の言葉を聞いたりして、ズルイ、カッコイイと思っただけで、ニュージーランドの挑戦を決めました😊
ゴールまでの7日間って自分も臭くなるし、周りも臭くなるしお風呂1週間入らないって今の日本じゃ考えられないですのよぇ〜😅
ニュージーランドレースの月の年にナビブ砂漠に行く予定で全員ゴール目指して行く予定がコロナの影響でいけなくなり、去年のヨルダン🇯🇴レースも行く1週間前に無くなり、キャンセル料もまばならなく、断念しました。
僕は奥様と夫婦2人で参加なので、ハッキリ言って2人で15万程のギャンセル料でしたが、自分の挑戦を諦める事がどうしても出来ません!
奥様に聞いても自分のチャレンジを諦めることが出来ない!
と言う事は、夫婦2人で挑戦して、同じメダル🎖️を取って終わると言う決断は何も変わらず、チームAHOとして全員ゴールは揺るがない心の奥にずっとあり、このメンバーだったら、このチームAHOだったらゴビ砂漠レース全員ゴール出来るのではないかと挑戦を諦める事なく参加させて頂きました😊
今回全員ゴール出来たのはこのメンバーだからだと思う❗️
辞めたメンバーが40人程いたけど、色々事情があっての事!
5年ですから5年!
家庭が変わったり、仕事が変わったり、休みが変わったり、人それぞれありますが、今回のメンバーだから全員ゴール出来たと思います。
カッコ良かった🩷
皆んな全員カッコ良かった😄🩷
こうちゃんのチームAHOカッコ良かった😍🩷✨
この14人👦ゴール出来て最幸〜だった❗️
人生の最幸〜の宝物、また一つ手に入れた😄✨
本当にありがとう〜チームAHOの皆んな🩷
理屈じゃ無い本当の地球を一緒に楽しんでくれて、楽しませて、ありがとう〜happy😍🩷✨
僕だけかもしれないけど、確かに今回のモンゴル🇲🇳レースに一緒に参加した背中にはなんともいえない光が見えた🩷🩷🩷

らんぼう

ゴビ砂漠マラソン250キロ8年ぶりに
TEAM A☆H☆Oメンバー14人+カルロスのみんなで全員完走達成しました。
超キツかったけれど最っ幸に楽しい時間でした。
個人的には118人中総合40位でフィニッシュ。
(ちなみに個人部門総合1、2位は日本人。しかも優勝は元チームメンバーの若岡くん。めっちゃかっこよすぎました。)
第4STAGEのナイトレース80キロでは目標としていた30位を切り26位にランクイン。
足はボロボロになっておじいちゃんみたいになったけれど
応援メッセージをくれたみんなの言葉に励まされ
今ある自分の100%以上を出し切る姿を家族にもみせることができたことが本当に嬉しかったです。
紆余曲折ありながらも夢や目標を実現するまでの過程をおもいきり楽しませてもらいました。
世界各地から今回のレースに参加した人たちや
スタッフのみなさんや現地の方々とも繋がることもできました。
世界の政治情勢は複雑な状況の中
ボランティアメンバーにもウクライナ国籍とロシア国籍のメンバーがいましたが
互いに協力しあって大会運営を支えてくれました。
互いにすれ違う時にも「enjoy」「happy!」など互いに前向きな言葉と笑顔でお互いに応援しあう感じが日常にあり
誰かがアクシデントがあったときには助けあう姿がありました。
こういったことの積み重ねが平和へと繋がってゆくんだなと実感しました。
こんなにHAPPYで素晴らしい体験をさせてくれた
こういち、まるちゃんをはじめとする
TEAM A☆H☆Oのみんな
大会スタッフのみなさん
応援してくれたすべてのみなさん
送り出してくれたみっけのみんな
一緒に頑張ってきたHERO,sの仲間たち
そして、家族のみんな本当にありがとう☺

よっしー

人生で一度は見たかった景色
こうちゃんとの出会いはとあるセミナーだったのですが、当時、セミナー受講者の前で、こうちゃんの空気より軽いノリと、とびきりの笑顔で、「仲間10人で砂漠を7日間かけて250キロ走ってきますー!」と宣言していたのをよく覚えています。
説明の内容も
「10人の仲間で、チリアタカマ砂漠を、アフロを被って、挑戦してきます!
僕たちはアスリートではありません、メンバーは、目にハンデを持った人、マヤ暦の先生、800万の借金がある人、普通の主婦、会社社長、体の大きい人、、、そんなメンバーで250キロ完走してきます。今回僕たちの挑戦をドキュメンタリ映画にします。映画を見てくれる人、僕たちを応援してくれる人に夢や希望を届けたいと思います!」とヘリウムガスより軽いノリで説明していました。
続けて「このセミナーの後、僕と、チームメンバーのカーマと応援会をするので、よかったら応援しにきてくださいー」
そんなこうちゃんたちの挑戦が気になって、応援会に参加してみることに、
会場に行ってみると、、、
なんと、応援者は私含め「2人!」
スタッフは「3名」
そして「こうちゃんとカーマ!」
数十人は来ると勝手に思ってました。 2人しかいないから中止になるなと思ってましたが
こうちゃんは軽く、熱く、楽しく、カーマは勇気を振り絞って、たった2人のお客さんに向けて
挑戦の思いを伝えてくれたのを覚えています。
そんなこうちゃんやカーマに感動して、TEAM A☆H☆O を応援したい!と僕自身も熱くなってしまいました。
アタカマレースを終えて帰ってきたTEAM A☆H☆O の結果は、、、
なんと全員完走!そして、チーム部門で世界一になって帰ってきました!本当にびっくりしたし、感動しました。
ドキュメンタリー映画も素晴らしい内容で、ますます A☆H☆O が好きになっていきました。
当時、こうちゃんはTEAM A☆H☆O のイベントで会うたびに、決まって私や参加者の皆さんにいうことがありました。「僕たちを見て、レースに挑戦したいと1%でも思った方〜どれぐらいいますか〜??」数名が手を挙げる中、私も手を挙げていました。
1%でもわくわくしたらそれは、サインですよ〜、一緒にいきましょう〜。よっしーも一緒に行こう〜
と風船より軽いノリで毎回、レースに誘ってくれましたが、
私自身は、気持ちはいきたいけど、仕事や家族のことを理由に、レースに行く決断など全くできていません。
いつか行けたらいいなー、そんな時が来るといいなーと思うだけ、、、時間は過ぎていくばかり、、、
そんな折、こうちゃんがまた違った角度で、「よっし〜絶対〜、スペイン行った方がいいよ〜」と綿菓子より軽いノリで誘ってくれたのが、スペイン巡礼。
ちょうどその時、仕事も、家庭も、お金もなんとか都合がつく絶好のタイミングだったので、思い切って挑戦してみことにしました。
巡礼の旅は、全コースは3分の1(300km!!)を歩く旅でした。私にとっては、人生最大の大冒険。
旅は最高!何よりこうちゃんが見ている景色を、まじかで体験することができたスペイン巡礼。
『軽やかに、幸せを感じ、喜びあいながら、仲間と共に歩く』
ただ旅をするのではなく、誰とどんな気持ちで旅をするかがすごく重要なんだなと気づくことができた旅でした。
こんな素敵な景色があるんだと心から思えたこと、何もかもが初めての体験に魂が震えた旅でした。
スペインの巡礼の後、こうちゃんは改めてこう言ってくれました。
「次はレース挑戦だね〜」
やっぱり超がつくぐらい軽く言ってくるのです。
私もその時は、素直に「次はレースだな〜」と軽いノリで言っていました(笑)
レースの出場を決断したのが今から5年前、当時のレースの舞台は南アフリカのナミブ砂漠!
決断した理由は「人生で一度は見てみたい景色を、見に行く!」でした。
あの時、たった2人の私たちお客に向けて、話を聞かせてくれた時、ワクワクしていた自分。
いろんな言い訳をして気持ちに蓋をしていたから気づいていなかったんでしょうが、
当時本当は、私自身も一緒に挑戦したかった、、、こうちゃんたちと一緒に冒険して、一緒にその景色を
見たかったんでしょうね。
決断するのに時間はかかりましたが、何がなんでも行くぞ!!とスイッチが入ったのもよく覚えています。
さて、決断したらいろんなことが起きるもので、、行くと決めたナミブ砂漠は
コロナのため大会中止!
海外へ行く事さえ難しい状態、また、今後もどうなるかわからない状態に、、、
結局、3年待ちました。長かったのを覚えています。
メンバーもこの3年でどんどん入れ替わっていって、
20人以上いたメンバーも、いつしかどんどん少なくなっていきました。
確かにそんなに待てませんよね、、、
4年経った時、ようやくコロナも終息し、海外も行きやすくなったタイミングで
大会側も、レースを再開!
レース開催場所は「ヨルダン!」
TEAM A☆H☆O も気持ちを新たに再度挑戦に向け動き出しました。
そしてレース本番2週間前、
また、試されごとがやってきました。
中東の戦争による、ヨルダンのレース、中止!!、、、、また、、、、中止。
こうなったら、もうトラブルを楽しむしかありません、こうちゃんも、明るく、軽く、この状況を受け入れ、次に何ができるか、どうしたら、もっと楽しく、ハッピーになれるかを考えて、丁寧にチームメンバーに説明してくれました。
この時も、やめる選択は私の中にはありません。
また次のレースまで、TEAM A☆H☆O として、メンバーのみんなと楽しく挑戦できる!
そんなふうに思うことができたのは、きっとこうちゃんの姿勢を見てきたからこその考えだったと思います。
ヨルダンのレースから1年の期間を経て、TEAM A☆H☆O はモンゴルゴビ砂漠のレースに出る決断をしました。
この時もこうちゃんの言葉が印象に残っています。
「5年越しの片思い、、、叶ってよかったね。普通だったら諦めるよ。諦めなかったみんな、ハッピー」いつも通りの軽やかな発言だけど、諦めず、思い続けてよかったと思える言葉でした。
私たちゴビ砂漠挑戦チームは全員完走を目標に、レース当日までチームメンバーはトレーニングを改めて始めました。個性はそれぞれのチーム、練習もそれぞれ、でも思いは一つ。。
モンゴルのレースは、興奮しました。
この景色を、チームのメンバーと見れたこと
思いが叶った体験でした。
「人生で一度は見てみたかった景色」をみることが出ました。
250kmの世界、モンゴルの素晴らしい景色、チームワークの体験、いろんな国の人たちと挑戦した日々、自分と向き合う時間、そして、チーム全員完走!
一つ一つが私にとって貴重な体験であり、あの時、見てみたかった景色でした。
この体験をするために生まれてきたのかもしれないと思えるぐらいの体験をさせてもらいました。
最高のレース経験を終えて、、、、
「TEAM A☆H☆O の挑戦はひとまず区切りをつける!」とこうちゃんは言いました。
250kmのレース出場は当分ないようですが、こうちゃんの挑戦は形を変えて続くようです。
こうちゃん主催のスリランカレース、エベレストへ登頂の挑戦、スペイン巡礼の旅、光ちゃんの話はいつもワクワクさせてlくれます。私もこうちゃんの応援はこれからも続きます。
きっと、高級ダウンの羽よりも軽やかにいろんな挑戦をしていくこうちゃん。
わたしも、今後の人生を楽しく、軽やかに、ハッピーといながらいろんな挑戦をして行きたいと思います。
「せっかくこの世に生まれたんだから、これからも、いろんな景色をみるために、挑戦をしていきたいと思います」

いくちゃん

ドキュメンタリー映画LIFE TREASURE1、2を見て飛び込んだ250Kmレース!
自分には絶対無理と思ったゴール。絶対無理だと思ったからこそ、挑んで見たくなったレース。絶対無理からどこまで行けるか確かめて見たくなった。レース中は、この1時間が勝負だとか、せめて次のチェックポイントまでとか思いながら、今だ。今だ。今が1番しんどいはず、そう思いながら弱気を振り落としながら、奇跡が起きると信じながら、足を動かし続けてみました。時には仲間に助けられた事もありました。
そしたら、絶対無理と思っていたのに、その先にゴールは、ちゃんと待ってくれていました。
絶対無理って思ったのは誰?
……自分なんです。
そして、絶対無理と思ったけど、どんな状況でも、諦めがつかず、歩き続けたのも自分なんです。
諦めるか、進むのか自分次第。
全ては自分の中にある。
私の人生の楽しみは、自分を信じ続けてチャレンジすること。そう気付かせてくれた250Kmレースになりました。TEAM A☆H☆Oのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

ゆっぴ

私としては3回目の250㎞マラソンとなる ゴビ砂漠250㎞マラソン
そもそも、2020年4月にナビブ砂漠250㎞マラソンに参加予定でしたが、
コロナウィルス蔓延の影響で大会が中止に。
色々な事がクリアになり、2023年11月ヨルダン250㎞マラソンに参加を決めて、
やっと行けると思ったところ、10日程前に近隣諸国の紛争の影響で大会中止。
行きたいと思っていても、自分ではどうしようもない状況により行けない事態に、
モヤモヤと もどかしさが胸の中を渦巻いていました。
こんなもどかしい状況に対し、自分自身にもう一度、問うてみました。
「250㎞マラソンに本当に行きたいの?」
この問いに対する答えは「250㎞マラソンに行かない選択はない」でした。
行きたいの?という問いなのに、湧いてきたのは、
「行くことは決まっていて、チーム全員完走することは用意されている」
2回の大会中止にも きっと意味があって、
チーム全員が完走する事は既に未来に在るのだと。
過去2回の250㎞マラソンの様な、ワクワク感や絶対に完走するぞ!!という気合はなく、
用意されている未来を自分の目で見て、体で感じに行くのだという感覚で臨みました。
過去2回参加した250㎞マラソンは、とにかく毎日必死で、
無我夢中で全く余裕などありませんでした。
私は1回目に挑戦した、ペルーイカ砂漠250㎞マラソンでは、
2日目にタイムアウトでリタイアになってしまいました。
2回目のニュージーランド250㎞マラソンでは、無事に完走できましたが、
チームメンバー25名中、半数の人がタイムアウトになってしまいました。
ゴビ砂漠250㎞マラソンは、チーム14名全員が250㎞完走!!
とにかく楽しかった♪
モンゴルの大自然は、想像以上に美しく、
バラエティーにとんだコースを堪能しました♪
モンゴルが日が長いということもあり、毎日ゴールした後、
チームメイトとキャンプ地で楽しくおしゃべりし、その日の疲れが癒されました♪
チーム14名の体力の差はバラバラで、キャンプ地に到着する時間にも差はあったけど、
絶対に全員、決められた時間内にゴールできる!という自信がありました。
みんなの想いが重過ぎず、誰かが誰かを心配するのではなく、
全員が全員を信頼していたと思います。
完走するぞ!という想いは、全員あるけれど、
外側に答えを求めたり、外側にエネルギーを放出したりせず、
自分を信じ、仲間を信頼し、自分を諦めず、
執着という重いエネルギーではなく、
キツイ事もツライ事も全部含めて、楽しむというエネルギーが
全員完走につながったと思います♪
何かやりたい、挑戦したい、という気持ちは、
ふっと湧いてくる気がします。
ハッピーこうちゃんが「1%でもワクワクしたらGoだよ!」と言うように、
その時は、その理由が分からないかもしれないけど、
その湧いてきた想いに正直に従ってみる事が大切なのだと。
その理由は、後から答え合わせのように分かるのだと。
出来るからやるのとは違い、私のように、最初は出来なかった(完走できなかった)けど、
その経験を活かし2回目は完走し、まさか3回も参加し、250㎞マラソンが楽しくなっちゃったりw笑
自分が考えている、または想像している範囲を遥かに超える何かが存在します!
自分でも想像していなかった自分を見つけたい人は、
ぜひ、肉体的にも精神的にも限界になる、この非日常を体験してみてください♪

まるちゃん

こうちゃんが10年前に始めた世界の過酷なレース。
何回か大会のボランティアスタッフとして同行させていただきましたが
選手としてレースに出たいなんて思ったこともなかったのですが
5年前に、ひょんなことからナミブ砂漠レースに女子チームを組んで
レースに出ることにゆる〜くワクワクしてしまいました。
そこからコロナ禍になり、レース出場が何度か延期になって
今回のゴビ砂漠レースに出場することになったのですが
こうちゃんのおかげでもあり、仲間たちのおかげでもあり
タイミングだったり、天気だったり、すべてのおかげさまで
とっても、貴重な体験、そして「全員完走」という体験をさせていただきました。
こうちゃんが何回も声かけてくれたこと
「今できることを出し切ろう、精一杯やろう」
そうすることで体験できる奇跡とも思えることや
自分の中のスイッチがオンになる体感
身体が蘇る体感
言葉ではなかなか説明できない感覚をたくさん体験させていただきました。
一人では絶対に体験できなかったことを
仲間たちのおかげで体験させていただいて
また一つ楽しく、幸せな人生の思い出が増えました。
一緒に挑戦したみんな
応援していただいたみなさん
本当にありがとうございます。

ハッピーこうちゃん

【また一つ人生の宝物ができました。】 
TEAM A⭐︎H⭐︎O 14名(幸四郎さん、あっこちゃん、らんぼう、ジーニョ、あやちゃん、ゆっぴ、さかなさん、あきちゃん、マーシー、ゆみちゃん、いくちゃん、まるちゃん、よっしー、ハッピーこうちゃん)は
なんと!!
全員、完走することができました!!!
すっごく嬉しいです!!
一緒に洞爺から挑戦したカルロスも完走でき
以前、一緒に挑戦した若岡(カク)は
なんと、1位で優勝しました!!
8年前、チーム10名で挑んで10名全員が完走した以来の全員完走で、
今回14名と人数が多い中、誰1人諦めずにゴールを目指した結果だと思います。
何より、まるちゃんも
本当に頑張って、レース2日目、3日目に
心が折れそうになっていた瞬間がありましたが、
僕は、まるちゃんに寄り添って
「 今、できることをやろう 」
「 精一杯、出し切ろう 」と声をかけて
時には、手を握って歩き続けました。
まるちゃんは、レース3日目の最初の山登りがきつく
チェックポイントに間に合わないと思い、
もう諦めていいと思ったのですが
僕が、「今できることを出し切ろう」と声をかけて
進んでいくと、他の選手もチェックポイントに間に合っていない方が多く
ラッキーなことに関門時間が1時間延びて間に合うことができました。
何度も、まるちゃんは呼吸が苦しそうな時もありましたが、
その度に立ち止まり、呼吸を整えて
何度も何度も諦めずゴールを目指したことで
レース4日目から僕よりも元気になっていきました!!
僕は、練習不足の結果、
足の中指の付け根を痛め、思うように力を入れることができず
足の様子を見ながら一歩一歩進んでいきました。
僕自身も、5年前に比べて
だいぶ体力が変わり、日々の優先順位が変わり
なかなか練習ができていませんでした。
でも、今までの過去出場したレースの経験があるので
自分の体調を見ながら、まるちゃんに寄り添い
「 今 」できることに集中することができました。
250キロレースは、しんどく、きつく
暑く、寒く、川を渡り、
雨の中、夜も歩き続けた日もありました。
でも、「 今 」を出し切り
一歩一歩 進めば、必ずゴールに近づいていくと信じて
自分を信じて
仲間を信じて歩き続けました。
信じていく中で、嬉しいこともいっぱいありました。
ボランティアスタッフの男性から
友達が以前、チリ・アタカマ砂漠レースでボランティアスタッフをした時、
チームハッピー(うちのチームの愛称)は最高のチームだったと聞いていたから
今回、会えるのを楽しみにしていたと言われて
もう、8年、9年前のレースのことをこうやって教えてもらえたことが嬉しかったです。
また、何度かレースであった人たちが僕たちの
トレードマークのアフロを見て話しかけてくれて
すごく嬉しかったです。
大会のチームルールも変わり
今までは常にチームメンバーと一緒にいないといけなかったのですが、
メンバーのらんぼうやさかなさんは早く前を目指し
結果、らんぼうは、参加者118名いる中で
26位になった日があり
さかなさんも前を進みながらみんなのゴールをいつも
優しく迎えてくれていました。
1人ひとりが今できることをすることが
結果 全員完走に繋がりました。
まるちゃんは、1人で参加していたら
すぐに諦めていたと話していました。
でも、仲間がいることで
自分を信じて一歩ずつ進み
毎日ゴールした時は、
みんなと疲れながらも笑顔でやり切った様子は
すごく嬉しく、安心している自分がいました。
そして、メンバーのいくちゃんは
誰よりも歩くのが遅く
正直、初日ゴールできるか心配でした。
でも、いくちゃんは
淡々とペースを変えず、一歩一歩
進んでいく中で、最下位の日もあったのですが、
誰よりも諦めることなく進んだ結果だと思いました。
あきちゃんにとっては、5年前のニュージーランド250キロの
リベンジだったので、今回すごく頑張っている姿に勇気をもらいました。
マーシー、ジーニョ夫婦も幸四郎さん、あっこちゃん夫婦も
よっしーもゆみちゃんもゆっぴもあやちゃんも
今、自分にできることを精一杯出した結果
全員完走に繋がることができました。
初めて行ったモンゴルは、予想以上に美しく、
レース中、馬や羊、牛など遊牧民族のそばを通ることが多く
山から見た景色が美しく
本当に素晴らしい場所に来れたことが幸せでした。
また、20年以上も歴史がある大会だからこそ
参加者への行き届いた対応が素晴らしすぎて
本当に素敵な場に参加できて幸せでした。
10年前、竹あかりのちかちゃんけんちゃんと一緒に
MDSのサハラマラソンに挑戦したことで
新しい世界を知り、そこから仲間と共に
ブラジル・ジャングルマラソン
チリ・アタカマ砂漠マラソンを2回
ペルー・イカ砂漠250キロレース
ニュージーランド250キロレース
そしてモンゴル・ゴビ砂漠250キロレースに
参加できたことに
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
やってみたいこと、ワクワクすることに
踏み出したことがこんなにも人生をより
色鮮やかに楽しくしてくれたことがすごく幸せです。
今回をもって、
僕の過酷なアドベンチャーレースは
一旦一区切りにしたいと思っています。
ワクワクした時は、また呼びかけさせていただきますので
その時は、一緒に行きましょう。笑
そして、変わらず
ワクワクすることにどんどん色んな人を巻き込みながら
ハッピーを増やしていきたいと思っています。
いつも応援していただき
本当にありがとうございます。

ハッピー!!